この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第40章 神戸空港発90分+50分

『と言うか…、クリスマスの
装飾がもうパーク全体で凄いですね』
ちょっとしたお店の飾りつけとか
あちこちにクリスマスの
装飾がしてあって。
パーク内はクリスマス一色になっている。
この街並みを見ながら
ぶらぶらと散策するだけでも
何かしなくても楽しそうだなぁって。
そんな事を考えながら、
どこを目指してるのか分からないけど
ブラブラとして歩くと…。
丁度…ミッフィーちゃんと
メラニーちゃんのショーをしていて。
『あ、始まっちゃってましたね』
ステージの前には沢山人が居たから
ちょっと遠目からショーを見て。
そのショーがあったこのエリアは
アムステルダムシティと言って、
このエリアのシンボル的になているのが
スタッドハウスと言う建物なのだけども。
このスタッドハウスと言う建物は
オランダ・ゴーダ市の市庁舎を模して
作られているのだそうで。
『この建物のモデルがこれ…ですよ』
そう言って画像検索した
オランダのゴーダの市庁舎の
画像をこれですと見せて来て。
「え?これ…オランダ?
ハウステンボスのここの画像??」
って…一瞬分からない位に
周囲の街並みとか…
この建物がある広場の雰囲気も似ていて。
『あの後ろのデカい塔が無かったら
これと、ほぼほぼ一緒ですよね?
再現度凄いですよね?まぁ…
クオリティに拘った結果…
総工費用が凄い事になったみたいですけど…』
中に入りましょうかと
旦那さんが言って来て。
「中入れるの?」
『ええ、この中は
ギヤマンミュージアムになってるんで。
巴さんが前に見た、ガラスの工芸品の
展示室はここの事だと思いますよ…』
そう言われてみると、あの塔と
この大きな建物は前に私が
家族で来た時からあった気がする。
あれから20年経過してるけど…、
古臭い感じもしなくて……。
『ここで夜にプロジェクションマッピングの
ショーもあるみたいですけどね…
それはまた、明日の楽しみにしましょうね』
と…旦那さんが言って来て、夜に
ここでショーがあるのに別の予定が
ある様な感じで言って来て。
中に入る前に、建物の前で写真を撮って。
お母さんにLINEで送って置いた。

