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第1章 一

「胸、どうして欲しいの？」

　クスッと笑いながら環が聞くと、恥ずかしそうに由香は答える。

「乳首、吸って欲しい…お願いします…」

　すると、一瞬驚きながらも旺は起き上がり、由香に近づくと、

「あーもう、かわいすぎ」
　
　由香の左乳首に吸い付いた。

「俺も」

　続けて環も右乳首に吸い付く。

「あっ♡…ああんっ♡」

　二人から両乳首を吸われ、由香は背中を反らす。

「あっ、はあっ…気持ちいぃ…」

　旺から舌でくにくにと乳首を転がされ、環からは乳輪ごとかぷっと吸われながら、由香は襲ってくる快感に頭が朦朧とした。

「ああっ…♡あっ、はあっ♡ああんっ♡」

　くりくりと二人から乳首を転がされ、同時にちゅうっと吸い付かれると、

「ああ〜っ♡だめぇ…♡気持ちいい〜…」

　逃げようと後ろへ下がる。