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School Girl
第17章 ココロとカラダ
 
…シンくんは…こんな事…言わない……
…言わないのに………


 ドキドキと鼓動が速まる。

 困惑する真希のカラダを、壁の穴から射し込む月明かりが照らす。

「そこ見ればバッチリでしょ? ほらほら」

 シンの声が真希を急かしてくる。

「で…でも………」

 何時だって、真希からシンを挑発してきた関係。

 際疾いショーツを目の当たりにして赤面するシンに、更に興奮を昂らせていた真希。

「それに、エロい恰好してんだから、パンツくらい平気っしょ?」

「ち、違うって………」

 露出の激しい恰好をしていても、誰彼構わず見せて興奮を得ていた訳ではなかった。

 あくまでも、シンと情欲を貪る時だけに、無意識にしていただけだった。


…ブラであんな反応してたんだから………
…スカート捲ったら………


 ブラウスを開けさせた時の男の反応が脳裏に蘇る。

 生地が少なく透けているブラジャーと同様に、辛うじてワレメを包むだけの赤いショーツ。

 尻の谷間に紐が通り、両腰の脇で紐を結んだだけのショーツに包まれた股間を晒せば、男の欲望は更に強まるのは明らかだった。


…それに………


「ほらほら早くう」

 急かす男の声と視線に、再びドキッと胸が跳ねる。

 モジモジと忙しなく内股が擦れ合う。


…認めたくないけど…


 ズキズキと疼き続けていた子宮。

 それを感じ取っていたワレメからは、トロトロとイヤらしいおツユが溢れ出していた。

 ペタッと張り付いたショーツの感触に、真希は感じていたと認めざるを得なかった。

「ほら…早く捲りなよっ」
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