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第17章 ココロとカラダ

　
「んあっ…あっ…あぁあっ！」

　激しさを増した腰の動きに、快感がカラダを突き抜ける。

　ユサユサと胸を揺らし、グシュッ…グシュッ…と淫らな水音がはっきりと耳に届くくらいに昂った興奮。


…もっと…いつもみたいに……
…おまんこ……子宮までぇっ………


　開けたクチからは唾液が滴り、甘い啼き声が吐き出される。


…何で……子宮…ガンガン…してくれないのぉっ………


　シンの声を耳にしながらの強引で荒々しい行為に興奮を昂らせていたが、漸くワレメのナカを抉るモノに違和感を覚えはじめた真希だった。

「っくぅっ……カノジョ…スケベ過ぎて……オレっ……」

「んああっ……こんな…恰好ぅぅぅっ………」

　尻を突き出した体勢から、無理矢理右脚を壁の開口に乗せられる。

　男の胸板に背中を預け、背後からズボズボとモノが貫くワレメを外に向かって晒す姿。

「はぁぁんっ……お…おっぱい……おっぱいまで…弄られたら……ダメぇぇぇっ………」

　更に男の両手がグニュグニュと胸を捏ねる。

　感度の良い胸からの快感が、真希の脳を一層蕩けさせていく。


…こんな…体位……
…こんな……イヤらしいトコ………
…シンくんは…した事………


　滅多に通らない電車の通過音が耳に届く。

　見えないと分かっていながらも、万が一を思うとカラダの火照りは強まっていく。

「っぐぅっ……カノジョ…まだ…締め付けんのかよっ」

　シンの声が苦悶の言葉を吐き出した。


…シンくんは……真希の事……
…カノジョなんて…言わない……よね………


「んあっ…あっ…あぁっ………
　知らない……男【ﾋﾄ】の…おチンポ……ナカにぃぃぃっ」

　今更ながらに、見知らぬ男のモノに喘いでいた事に気付いた真希だった。