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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第12章 智樹の初体験ー姫ー

プリンスロードから歩いて10分ほどの場所にあるラブホテルに、姫に手を引かれるまま智樹は向かっていた。
心結とお互いに初体験をして、幸せになる事を望んで、こうしてタイムリープしているのにも関わらず、これから心結よりも先に初体験をしてしまうという罪悪感が胸を痛める。
本当にこれでいいのか……?
ココはどうなるんだ……?
いくら理性を保とうとしても、先ほどからドキドキが止まらず、少しだけ期待している気持ちも存在している。
ぼんやりとしている智樹の顔を覗き込んだ姫が、悪戯っぽく微笑んだ。
「もしかして女の子とホテルに行くのって、初めてだったりする?」
「え、えっと……お姫様が初めてです……」
正直に答えると、姫は思いっきり顔を近づけてきた。
「ほんとにーっ?嘘じゃない?プリンスロードの男の子って、みんな遊び慣れてると思ってた~」
「いや、ほんとに……あんまりっていうか……全然遊び慣れてないです」
「そっかぁ~。じゃあさ、智樹くんって……どのくらい女の子とエッチの経験あるの?」
いきなり踏み込んだ質問をされて、智樹は完全に王子様キャラを忘れて、動揺してしまう。
「えっ……そ……そういう経験って、えっと……まだ…………」
声が震えるのを自分でも感じながら答えると、姫は「ふふっ」と口元に手を当てて笑った。
「かわいい~っ!!ほんとに初心者さんなんだね?智樹くんってっ!!」
「えっと、あの……」
返事に困っている智樹に、姫は容赦なく畳み掛けてくる。
「智樹くんってさ。今までに女の子と付き合ったことある?それとも、ずっと一人でいたの?」
心結とお互いに初体験をして、幸せになる事を望んで、こうしてタイムリープしているのにも関わらず、これから心結よりも先に初体験をしてしまうという罪悪感が胸を痛める。
本当にこれでいいのか……?
ココはどうなるんだ……?
いくら理性を保とうとしても、先ほどからドキドキが止まらず、少しだけ期待している気持ちも存在している。
ぼんやりとしている智樹の顔を覗き込んだ姫が、悪戯っぽく微笑んだ。
「もしかして女の子とホテルに行くのって、初めてだったりする?」
「え、えっと……お姫様が初めてです……」
正直に答えると、姫は思いっきり顔を近づけてきた。
「ほんとにーっ?嘘じゃない?プリンスロードの男の子って、みんな遊び慣れてると思ってた~」
「いや、ほんとに……あんまりっていうか……全然遊び慣れてないです」
「そっかぁ~。じゃあさ、智樹くんって……どのくらい女の子とエッチの経験あるの?」
いきなり踏み込んだ質問をされて、智樹は完全に王子様キャラを忘れて、動揺してしまう。
「えっ……そ……そういう経験って、えっと……まだ…………」
声が震えるのを自分でも感じながら答えると、姫は「ふふっ」と口元に手を当てて笑った。
「かわいい~っ!!ほんとに初心者さんなんだね?智樹くんってっ!!」
「えっと、あの……」
返事に困っている智樹に、姫は容赦なく畳み掛けてくる。
「智樹くんってさ。今までに女の子と付き合ったことある?それとも、ずっと一人でいたの?」

