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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第14章 心結のデート。ー玲音ー
心結をきらめき女学園で働かせるなら、智樹がお金を払う。と、玲音に頼んでいるシーンだ。

「玲音さん、ココを返してください。お金なら、僕が払いますから……お願いします」

智樹の切実な頼みに、玲音は一瞬驚いたようだったが、すぐに声を上げて大笑いした。

「アハハッ!!お前、コイツのことが好きだったのか?」

「そういうわけじゃないですけど……大切な友達なんです」





ミサはそんな映像を見ながら、苛立ちを隠せない口調で言ってくる。

「何が大切な友達なのよ……こんな状況でも、ココちゃんは、貴方に最後まで期待していた。
ココちゃんが『バカ……』って言ったのが、それなのよ。

この場で『ココちゃんの事が好きだ』って言えば、貴方にお金を借りるって選択もできた。
貴方がココちゃんを受け入れるなら、当然、体を売るような仕事なんてしない。お金はゆっくり返していけばいい。

それなのに、『大切な友達』なんて言うから、ココちゃんは諦めて、自分で働く事を選んだのよ……
大切な友達に、一時の色恋感情で使ったお金を、借りたりできない。ってね……」

もう自分が情けなくて、涙が溢れる智樹は、ミサの姿もぼやけて見えなくなった。

それでもミサの声は聞こえてくる。

「貴方がのんきに、面接が終わるまで表で待ってた時に、ココちゃんの処女が奪われたのは、気付いてるのよね?」

涙を流しながら、うんうん。と頷く智樹。

「くっ……うぅ……なんで……?面接って話をする……うぅっ……だけだろ……?」

「風俗店の面接って、話をするだけじゃないわ……これを見て……」

きらめき女学園の店内が映し出された。

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