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第2章 演劇部の部長ー涼ー

ぐったりとしている心結に、ズボンとパンツを脱いだ涼が、覆い被さっていく。

もう心結は目を閉じて、覚悟を決めたようだ。

ただ秘部の中を肉棒で押し広げていくと、顔を歪める心結。

痛がったり、泣いたりしたら、申し訳ない。

そう思って我慢していた心結だったが、涼の手によって腰を浮かされて、上から体重をかけられると、表情が大きく歪んだ。

「痛いっ……痛いよ……痛い……」

心結の頭に直接、ブチッという音が聞こえたような気がした。

痛みに耐えながらシクシクと涙を流す心結の頭を、優しく撫でた涼は、彼女に覆い被さるように抱き締めた。

「心結の初めて……もらったよ……ありがとう……」

心結はうんうん。と２回頷いて、涼の背中に手を回して抱き締めた。

少しでも痛くないように。とそのまましばらく動かなかった涼に、心結が小さく涙声で呟いた。

「……少しずつ動いてもいいよ……私……痛がるかも知れないけど、最後までして……」

涼の腰がゆっくりと心結の体に沈むたびに、彼女は呻き声をあげる。

「んぅ……んくっ……んっ……」

心結の歪む表情のまま、モニターの画面は、フェードアウトしていった。