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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第3章 いざタイムリーブの旅へ
ミサはパソコンの画面の向こう側から、妖しく微笑んで智樹を見つめていた。

彼女の目には、智樹が抱える苦しみを楽しんでいるような光が宿っている。

「ココをオカズなんて嫌な言い方をするなっ!!」

智樹がミサに怒ったって、何も変わらない。
胸の痛みが増していくだけだ。

その時、ミサが変な提案をしてきた。

「さて、貴方はココちゃんを救いたい?でも、今のままでは無理なことくらいわかるわね?
彼女の純潔が奪われる未来を変えたいなら、私が少し手助けしてあげる」

智樹は額に汗を滲ませ、画面に向かって声を振り絞る。

「助けてくれるのか?どうやって……?」

ミサは指先をパソコンの画面に滑らせるようにして、この物語の最初の章のページにある、タイムリーブのルールの表を指さしながら、説明してくれた。


「タイムリープよ。過去に戻って、ココちゃんの処女を奪われるその瞬間まで遡ることができるの。だけど、いくつか重要なルールがあるの……」

智樹は画面に釘付けになりながら、無意識に拳を握りしめた。

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