この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第1章 悪魔のサキュパスーミサー

「初めまして。私はサキュパスのミサと申します。貴方の別れたココちゃんの初体験の話が知りたいのね?」
「えっ……ココの……?」
「そうよ。貴方が私を呼び出したんだから。ココちゃんの処女を奪われる様子が知りたいのよね?」
「えっ?会話できるのか?」
智樹は慌ててキョロキョロと部屋を見回した。
テレビでよく見るドッキリなのでは?と。
「何をキョロキョロしているの?素人なのにドッキリかも~?って思ってる?そんなわけないじゃない。」
クスクスと妖艶な笑みを浮かべているミサに、動揺が隠せない智樹。
知りたいから書き込みした……
でもそんなの冗談だろ……?
「ココのディープフェイクってこと?別に見たくないかも……」
呆然としながら、偽善ぶって見たくない。と言う智樹を見て、ミサは溜め息をつく。
「もう……そういうのいいから。貴方がココちゃんに似た女の子のAVを、よくこのパソコンで検索してるのを知ってるんだから」
「いや……それはその……」
「何を恥ずかしがってるのよ。世の中の男全員が、似たような経験してるんだから。そんなことより、本物のココちゃんのセックスしてる姿が見たいんでしょ?」
ミサはなかなか決心がつかない智樹に、イライラしている様子だった。
ゴクリと息を飲む智樹は、「はい……」と声にならないほど、小さな声で呟いた。
はっきり言って、喜んで見たいものでもない。
物心がついた頃から一緒にいた幼馴染みで、今は元カノの初体験のシーンなんて。
でも見てみたい気持ちが、微かにあるのも男の性だった。
「じゃあ始めましょう……貴方の愛するココちゃんの汚れていく様子を見せてあげる……」

