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雨が好き
第47章 誕生会

「かんぱーい!」
カチンとグラスが合わさる。
口に含むと、ぴりっとした炭酸の感触が舌に触れ、
ついでほろ苦さと爽やかな甘さが喉を抜けていった。
ふわっと鼻に抜けるような香り・・・
今まで飲んだどんな飲み物とも違う
喉を落ちるとき、ちょっとだけ、熱い感じがした
ほあっと胸の中から顔までがあったかくなった気がした。
なんだか、楽しい。
とても、楽しい。
蒼人さんと水際さんがおしゃべりをしている
蒼人さんが『みなと町』のクラブハウスサンドを頬張って
水際さんがミートローフをふたつも一気にお皿に取っていって
私はスープを食べていて
蒼人さんは水際さんが取り出したとんがり帽子を無理やりかぶらされて
『みなとちゃんはお姫様!』といって、おもちゃのティアラをかぶせられてしまって。
なんだか、とっても恥ずかしい。
カチンとグラスが合わさる。
口に含むと、ぴりっとした炭酸の感触が舌に触れ、
ついでほろ苦さと爽やかな甘さが喉を抜けていった。
ふわっと鼻に抜けるような香り・・・
今まで飲んだどんな飲み物とも違う
喉を落ちるとき、ちょっとだけ、熱い感じがした
ほあっと胸の中から顔までがあったかくなった気がした。
なんだか、楽しい。
とても、楽しい。
蒼人さんと水際さんがおしゃべりをしている
蒼人さんが『みなと町』のクラブハウスサンドを頬張って
水際さんがミートローフをふたつも一気にお皿に取っていって
私はスープを食べていて
蒼人さんは水際さんが取り出したとんがり帽子を無理やりかぶらされて
『みなとちゃんはお姫様!』といって、おもちゃのティアラをかぶせられてしまって。
なんだか、とっても恥ずかしい。

