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第6章 ヒョウ柄の女

「適当に座って待っててちょうだい」


リビングに通されとりあえずセンターテーブルの座布団の上に座った。


人懐こいニャロがニャアニャアと膝に乗ってきて可愛い。


部屋はアラフォーとは思えない漫画やアニメのキャラクターのフィギュアなんかがあってオタクっぽかった。


そのくせカーテンやラグはピンクの乙女チックな雰囲気だ。


寝室から着替えを済ませた栄子がエプロン着けながらキッチンに向かった。