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お題小説 labyrinth(心の迷宮)
第1章 ラビリンス(labyrinth)

19
「わたし達が間違いなく双子の姉弟だって事はさぁ…
当然、血が繋っているって事だよねぇ?」
「うんそうだよ血が繋ってる…
あ、ああっ…」
蒼もようやく気付いたみたい…
「そうよ、そうよね…」
「オレらは、き、近親相姦ってこと?」
「うん…
そうよね、そういう事になるわよね…
それも2回もヤッちゃったしねぇ…」
「あ、う、うん、や、ヤバ……」
ヤバいというレベルの問題ではなかった…
近親相姦は近代人類文化に於いての最大の禁忌、タブーな行為なのである。
「だ、だけど、碧の背中のホクロを見るまでは、本当に双子だって知らなかった訳だし…」
「う、うん…」
そう、まさかの真実であり、本当に知らなかった訳だし…
「で、でもさ、でもさぁ…
わたしもさぁ、変だなぁって本当に思ってたのよ…」
「え、変って?」
「うん、それはさぁ、恥ずかしいけどさぁ…
ほら、アレよ…」
…そう、アレとは、彼、蒼とのセックスがやけに、いや、今までかつてなかったほどに感じ、感じまくってしまったという…
抜群なカラダの感度、相性の良さの事である……
ただでさえ、今まであんなに感じた事なんてなかったのに…
だから今夜ずっと不思議に思っていたのだ。
まるでお互いの凸凹がピタリとハマったかの様に、二人のサイズがジャストフィットしたし…
まるで以心伝心の如くに、ああされたい、こうしたいという欲求の想いも、初めて寝た筈なのに、まるでもう何年も前からカラダを重ね合い、愛し合ってきた二人の様に無意識にお互いを強く求め、そして得た事のないような激しいエクスタシーといえる絶頂感を得ていたという意味でのアレである。
「だからきっとさ、それはアレよ、アレのせいよねぇ?…」
「え、アレって?」
「ほら、アレはつまりそのぉ、カラダの相性の事よ…
ほらわたし達は双子だから、無意識にお互いを求めちゃったって事なのんじゃないのかなぁ?」
「そ、そうなのかなぁ?」
「だからお互いの双子の同じ遺伝子が、細胞レベルから求めたからこそ、あんなに感じたんだと思うのよね…」
「そ、そうなのかなぁ?」
「それになによりさ、このわたしは今までナンパされてのワンナイトした事なんて、マジてないんだから」
それはつまり…
「わたし達が間違いなく双子の姉弟だって事はさぁ…
当然、血が繋っているって事だよねぇ?」
「うんそうだよ血が繋ってる…
あ、ああっ…」
蒼もようやく気付いたみたい…
「そうよ、そうよね…」
「オレらは、き、近親相姦ってこと?」
「うん…
そうよね、そういう事になるわよね…
それも2回もヤッちゃったしねぇ…」
「あ、う、うん、や、ヤバ……」
ヤバいというレベルの問題ではなかった…
近親相姦は近代人類文化に於いての最大の禁忌、タブーな行為なのである。
「だ、だけど、碧の背中のホクロを見るまでは、本当に双子だって知らなかった訳だし…」
「う、うん…」
そう、まさかの真実であり、本当に知らなかった訳だし…
「で、でもさ、でもさぁ…
わたしもさぁ、変だなぁって本当に思ってたのよ…」
「え、変って?」
「うん、それはさぁ、恥ずかしいけどさぁ…
ほら、アレよ…」
…そう、アレとは、彼、蒼とのセックスがやけに、いや、今までかつてなかったほどに感じ、感じまくってしまったという…
抜群なカラダの感度、相性の良さの事である……
ただでさえ、今まであんなに感じた事なんてなかったのに…
だから今夜ずっと不思議に思っていたのだ。
まるでお互いの凸凹がピタリとハマったかの様に、二人のサイズがジャストフィットしたし…
まるで以心伝心の如くに、ああされたい、こうしたいという欲求の想いも、初めて寝た筈なのに、まるでもう何年も前からカラダを重ね合い、愛し合ってきた二人の様に無意識にお互いを強く求め、そして得た事のないような激しいエクスタシーといえる絶頂感を得ていたという意味でのアレである。
「だからきっとさ、それはアレよ、アレのせいよねぇ?…」
「え、アレって?」
「ほら、アレはつまりそのぉ、カラダの相性の事よ…
ほらわたし達は双子だから、無意識にお互いを求めちゃったって事なのんじゃないのかなぁ?」
「そ、そうなのかなぁ?」
「だからお互いの双子の同じ遺伝子が、細胞レベルから求めたからこそ、あんなに感じたんだと思うのよね…」
「そ、そうなのかなぁ?」
「それになによりさ、このわたしは今までナンパされてのワンナイトした事なんて、マジてないんだから」
それはつまり…

