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Blue
第10章 聴覚

約束した場所に、彼は先に立っていました
大学からそのまま、部屋に戻ってないようで、バッグを斜め掛けし、白地に黒袖のスタジャンとジーンズの、完全なる学生のいでたちです。
私はブルーのワンピースで、夕陽に向かって走ってきたのでレイバンのサングラスをしています
彼の前に停止し、窓を開け、
乗って
と、声を掛けると、前を横切り右側の助手席に乗り込みます
10mほど先にいた同じ美大と思われる女子3人がザワついています
まぁ、これだけの美少年が、青い外車の怪しい女のクルマに乗ったのですから、彼を知っている女子なら、ザワつくのもわかります
少し早いけど、ご飯食べに行こうか?
と、尋ねると
はい
と、最低限の返事
この無駄な言葉をペラペラ話さないのが心地よい
第三京浜の都筑まで走り、住宅街にあるイタリアンレストランへ
姉と弟みたいな2人で、カルボナーラとビザとサラダをシェアし、静かに夕食を済ませると、すっかり夜
青いネイルでマニュアルシフトを操作する右手を見ている彼の視線を感じながら、少し飛ばして帰宅
玄関から先に部屋に入るなり、ワンピースを脱ぎ、彼にも指示
キミも脱いで 全部
大学からそのまま、部屋に戻ってないようで、バッグを斜め掛けし、白地に黒袖のスタジャンとジーンズの、完全なる学生のいでたちです。
私はブルーのワンピースで、夕陽に向かって走ってきたのでレイバンのサングラスをしています
彼の前に停止し、窓を開け、
乗って
と、声を掛けると、前を横切り右側の助手席に乗り込みます
10mほど先にいた同じ美大と思われる女子3人がザワついています
まぁ、これだけの美少年が、青い外車の怪しい女のクルマに乗ったのですから、彼を知っている女子なら、ザワつくのもわかります
少し早いけど、ご飯食べに行こうか?
と、尋ねると
はい
と、最低限の返事
この無駄な言葉をペラペラ話さないのが心地よい
第三京浜の都筑まで走り、住宅街にあるイタリアンレストランへ
姉と弟みたいな2人で、カルボナーラとビザとサラダをシェアし、静かに夕食を済ませると、すっかり夜
青いネイルでマニュアルシフトを操作する右手を見ている彼の視線を感じながら、少し飛ばして帰宅
玄関から先に部屋に入るなり、ワンピースを脱ぎ、彼にも指示
キミも脱いで 全部

