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第21章 奴隷人形・倉田志織

「お姉様たち、菜月から奴隷人形の志織を借りてきましたよ。真紀の調教にも使いましょう。きっと面白い反応が見られると思いますよ。フフフ…」

「あらあら、志織ったらまた恥ずかしい格好にされちゃったのね。エッチな乳枷着せられて、アソコとお尻の穴におもちゃ固定されちゃって。でも、もう何回も逝っちゃったんでしょ？こんなことされて興奮するなんて志織は本当に変態のマゾね」

「妹のあかりもマゾ奴隷にされることが決まって本当に惨めね、志織は。でも、奴隷姉妹の調教なんて楽しみね。姉妹の奴隷はこのサークルでは初めてのことですよね、優香さん？妹に調教される姉も初めてですけど。まだまだ楽しいことがありますね」

ギロチン台に拘束されている真紀のところに連れて来られた奴隷人形の志織。理沙と優香に下半身に固定されている玩具を乱暴に動かされ、乳枷に開いた二つの穴から飛び出す巨大な乳房を鷲掴みにされて揉まれ、志織はその場で軽くイカされた。簡単にイカされる志織の情けない姿を見て麻里子、理沙、優香の三人は見下したように笑った。

「ああっ、優香さん…理沙さん。はあっ、ああっ！あっ、はああ…ああ。んんっ…ハァ…」

新宿素人SMサークルの会員の一人、黒沢優香、33歳。身長163cm、スリーサイズは90.59.88、バストのサイズはFカップ。美容系の会社の女社員でサロンも経営していた。女王様気質でSM趣味があり、取り巻きの男も多く、M男の飼育もしている。マンションには人間一人が入る大きさの檻もあり、海外から拘束椅子やファッキングマシーンなどの拷問器具も輸入しているほどのサディストである。その立ち振舞いから会員たちに女王様と呼ばれている。

もう一人の女性会員の名前は山岸理沙、28歳。身長159cm、スリーサイズは86.57.85。バストのサイズはDカップ。雑誌編集者で担当しているのはSM雑誌であった。仕事上、興味を持った緊縛やSMの世界にはまっていき、緊縛グラビア撮影の現場などに出向いていくうちにリアルにマゾを調教してみたい気持ちが強くなり、ネットで見つけた新宿素人SMサークルに加入した。サークルのマゾ奴隷をSM雑誌のグラビアに載せることもあり、公開調教にはマゾ奴隷の下見も兼ねて参加していた。