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コンビニバイトの男の子
第4章 食事会
萩子はここ最近、躰の疼きを感じることが増えていることを気にしていました。原因が、悠希と2度の不貞な情事によって目覚めた性欲にあることは明白でした。そのことの罪悪感から、夫の貴之とセックスしなければという考えに至っていました。貴之から悠希と同じ快感を与えてもらい、悠希との記憶を消し去ろうと思ったのです。
しかし、今まで一度も自分から誘ったことのなかった萩子は、恥ずかしさもあってどう声をかけたらいいのか分からず、もどかしさを感じていました。
そんな日々を過ごしていた今日、萩子が通うショッピングモール内の料理教室からの帰りのことでした。新しい料理雑誌を買おうと同じフロアの書店に立ち寄ったとき、ある雑誌の表紙が目に入りました。
発売直後で目立つところに山積みにされていたその雑誌は、男女が全裸で抱き合うモノクロ写真に雑誌名と同じぐらい目立つ文字で、“充実したセックスライフ”と書かれた女性誌でした。
(女性から誘う方法について、何か参考になる記事があるかもしれない)
何人か立ち読みしている女性達に紛れて自分も中を確認しようと向かいかけた時、同じ料理教室の人がすぐ近くにいるのを見かけました。
(読んでいるところ見られるのは、かなり恥ずかしいよね)
そこで萩子はショッピングモールを出ると、一度も歩いたことのない、駅から離れた方向にあるコンビニをいくつか回って女性誌と料理雑誌がある所を見つけ、中身を確認せず購入したのでした。
自宅に着いて真っ先に女性誌を手に取り、様々な記事からお目当ての記事を探し出すと、家事を始める時間になるまで熱心に読んでいたのです。
(記事には、直接言葉にするのがいいって書いてあったけど、そんなの恥ずかしすぎて絶対にできないし、かと言って・・・)
カチャッ。
ドアが開いて、貴之が寝室に入ってきました。
(もう来ちゃった!)
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