この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女旅芸人衆の淫ら旅
第2章 助平な和尚
さて、ふて寝を決め込んだ良案だったが、
目を瞑ると、お瞭が助平なハゲ親父に陵辱されているのを想像すると、体は疲れているのに眠りに落ちることが出来なかった。
『くそっ!忌々しい!!』
枕を壁におもいっきりぶつけたい衝動にかられていると、
「先生さま…ちょっと診ておくれよ」と襖の向こうから可愛らしい声がした。
「ん?その声はお玉ちゃんかい?」
声の主は一座の中で曲芸を演じるお玉という少女だった。
「どうした?腹でも痛むのか?」
「ううん…足が…痛いの…」
曲芸で足を捻ったのだろうか?
理不尽な一座に腹を立てていた良案だが、医者として痛んでいる者を邪険にするわけにはいかない。
「どれ、診てあげよう。
どうぞ入っておいで」
良案は布団から這い出すと、急いで行灯(あんどん)に火を灯した。
「足が痛むのかい?」
「ええ、時間が経つにつれてジンジンと疼きだしたの」
「それはいかん!さっ、遠慮せずに寝間に入っておいで」
「失礼します」と静かに襖が開いて、可憐な乙女が寝間に入ってきた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


