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女旅芸人衆の淫ら旅
第1章 第一章 医は妊術なり
ドクタースイフトが南蛮船に乗り込み、
出港して行くのを千切れんばかりに手を振って見送ると、
ドクタースイフトに師事していた日々の思い出が込み上げてきて、良案は人目をはばからずに号泣した。
やがて水平線に南蛮船が消え去ると、
一人港に残された良案は身震いをした。
悪寒などではない。
これが武者震いというやつかと、
良案は生まれて始めて日本の医療を背負って立つ意気込みに体をブルブルと震わせた。
さて、お瞭さんの様子でも伺うとするか…
良案は拳で頬に流れ出た涙をゴシゴシと擦り付けると
クルリと振り返って来た道を引き返し始めた。
ドクタースイフトが住んでいた屋敷では
看護婦のお瞭がベッドで大の字になって眠っていた。
乱れた着物の裾がドクターと肉体関係があったことを物語っていた。
『ドクターも罪な人だ…
お瞭さんを傷ものにしておいて一人で去ってしまわれたのだから…』
割り開かれた着物の裾から艶かしい太ももが覗いていた。
いや、それどころか、大の字になっているものだから
お瞭の女の園までもバッチリと拝むことが出来た。

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