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夜に咲く名前のない恋人達
第7章 モニターに映るルカと姫
見えなくなったが、姫の甘い声色が、ぷりんの耳に届く。

姫が楽しげに笑い、ルカの首筋に舌を這わせ始めた。

ぺろ……ちゅっ……んっ……

「どうかな~?姫の舌って気持ちいいってみんな褒めてくれるんだよ?」

そう言った姫は、ルカの首筋から鎖骨、胸へとキスを落としていく。

ちゅっ……ちゅっ……ぺろっ……

「くっ……」

姫のキスが胸を捉えると、ルカの表情が一瞬だけ歪む。

「ルカって、乳首が弱いんだ?フフっ……じゃあ、もっとしてあげるね?」

ちゅっ……ぺろっ……ぺろっ……ちゅっ……

「じゃあ次は交代ね?姫の胸って小さいけど、感度いいんだよ~?触ってみて?」

ルカは人形のように姫にされるがまま、手を掴まれ、彼女の胸を撫で回していく。

「んっ……んんっ……ルカの手って暖かいんだね……んんっ……ふぁ……んっ…… んぁ…」

姫の声が聞こえてくると、ぷりんは体を小刻みに震わせていた。

響の胸に深く顔を埋めて、うわ言のように呟く。

「やだ……やだ……」

まるで壊れそうなガラス細工を扱うように、響がそっとぷりんの背中を撫でてくれる。

「もう何も聞くな……」

どれだけジャケットに包まれても、響の温もりを感じても、全てが遮断されるわけではない。

司の人を嘲笑うような笑い声。

麗香の冷たい視線。

視界が遮られたからこそ、さらに周囲の雰囲気を敏感に感じてしまう。

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