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微熱に疼く慕情
第8章 【壊れていく劣情】





「おあぁ…イった?ヤバいくらい締めてる…あぁ、すげぇ、俺もイクよ?」


「あっあっあっ……出ちゃう、一華、出ちゃうよっ」



2人同時に私でイっちゃうの?
感じさせてよ、精子が上がってきてる感触
全部吐き出して
先輩の、きたぁ……んん……凄い濃い…っ
大智はお尻に掛けてきた
そっちも凄い量……汚されちゃった、2人に



綺麗にお掃除もして、掌に吐き出す
シャワーで洗い流してくれる
今はまだ、キスは我慢……
だって、許してもらえてないから



「感情がぐちゃぐちゃしてて上手く整理がつかないけど、一華が大切で、好きな気持ちに変わりはない」と先輩は言ってくれた
手も握ってくれたけど……ゆっくり剥がすんだ
髪の毛、タオルで拭いてあげながら
「ダメですよ、隼人さん……こんな彼女許しちゃ」って諭して距離を取ろうとしたら取り乱してくれるのかな



「私、そんな隼人さんに想われる資格ないんです」



ドライヤーを手に、髪を乾かしてあげる
その間にどうするか見つめ直して……
「来て」と大智も髪を乾かす
私もしてあげるって言われたけど断った



「2人とも、服…着替えたら何も言わずに帰ってください」


「俺とも終わりなの?」



先輩、何でそんな顔してるの?
わかっちゃったでしょ?私の本性……



「終わりも何も……裏切ってたのは私なので……もう終わりにしましょう、勿論、大智とも終わりです、解消しましょう」



ごめんね、私だけ清々しい気持ちで言っちゃって……
最低だから、私……
早く次に行った方が良いですよ?
こんな風にでしか、お別れ出来なくてすみません
嫌いになられた方がマシかなって思っちゃうんです……
酷い女に引っ掛かったなって黒歴史にでもしてくれたら……
なんて、痴がましいかな






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