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続・疼く…
第11章 真紀のこころ
麻以、失神中


……………………………


『旦那様、麻以さんは、もう限界です!もうよろしいでしょう!』


『……』


『旦那様らしくない言葉、語調、私はもう見ていられません。真紀さんまで…』


『……』


『いつまで続けるおつもりですか!』


『葵、麻以が気を戻したら、ゆっくりと風呂に浸からせてやってくれ…、帰りには、精のつくものを弁当にして、持たせてくれ…僕は、今日は麻以とは逢わないよ。』


『承知しました。』



……………………………


麻以は、真紀のベッドで眠っていた。

髪を撫で、啜り泣く声に 目がさめた…

真紀が泣いている…!


『目がさめたのね、さあ、飲んで。お水、胃薬も入れておいたわ。』


起き上がれない私に、真紀は 吸い口で飲ませてくれた。


『麻以さん、私は真紀。名前は知ってるわよね?』

私はコクンとうなずいた。


『麻以さん…、私はあなたにとても嫉妬していたのよ…いいえ、もっと酷いわ…私が御主人様の寵愛を受けれなくなったのを、あなたのせいにしていた愚かな女なのよ…』


『真…紀…さん?』


真紀は主とのいきさつを話し出した…


SMサイトで、主の存在を知り、サイトを通したメールのやり取りで、主と会った。

主の調教に堪え、ひとつずつクリアするうちに、主専属の隷女として認められ、観賞会、オフ会をふんで、専属隷女としてデビューした。

主には、最高の隷女としては扱われたが、最愛の隷女としては一度も見てもらえなかった。

ある時、葵に、主の妻として生きたい!と泣き言を言った。

と、………



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