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第11章 真紀のこころ

主は豹変してしまったが、麻以をボロボロにしてしまう前に、元の主を取り戻して欲しい！と、葵と真紀が主から離れず、｢監視｣していた。と、葵が言った。



さあ、麻以さん、起きれますか？

お風呂にゆっくり浸かりなさい。今日はこれで上がりです。

首輪と足輪が外された。




部屋に帰ってからも、私は茫然としていた。


真紀と葵の話を聞いて、二人が尽力してくれたことに感謝した。



｢葵さん、ごめんなさい、そして、ありがとうございます。｣


｢真紀さん、ありがとうございます、きっと幸せを掴みます…｣