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続・疼く…
第6章 第2幕 ギャップ
部屋の窓を開け、空気の入れ換えをして、窓を閉める。
クーラーのスイッチON。
シャワーを浴びる。
バスローブ姿で冷蔵庫のアイスコーヒーを取りだし、片手はタオルで髪をゴシゴシ。
夏場のいつものパターン。
鏡を覗きこんで 化粧水。
御主人様に電話しなきゃ!
いつも、電話をする時は、ドキドキする…
トゥルルルル…
『麻以、おかえり(笑)元気にしてるかな?』
『はい、御主人様。お疲れ様です』
麻以は 今、凄く仕事が忙しいこと、有給を言い出せてないこと、理由を聞かれた時の口実が浮かばないこと、同期とペアで仕事をすることで保険をかけたこと など 一人舞台のように話し続けた。
『なるほどね、口実ねぇ…』
『口実はいらないよ、麻以。休みたいと言ってNOなら、今回は諦めなさい。』
『……。』
『おやすみ、麻以』
『おやすみなさい、御主人様…』
嘘をついてまでして逢うことに、罪悪感が無いと言えば嘘…
結果、順調ならまだいいが、逢いたいがために友達を保険にして、あわよくば、「後、宜しく!」は、いいとは言えない。
そこんとこ、主は読み取っていた。
仕事には、仕事で返す!やるだけやって ダメなら…
でも 逢いたい!!!(号泣)
クーラーのスイッチON。
シャワーを浴びる。
バスローブ姿で冷蔵庫のアイスコーヒーを取りだし、片手はタオルで髪をゴシゴシ。
夏場のいつものパターン。
鏡を覗きこんで 化粧水。
御主人様に電話しなきゃ!
いつも、電話をする時は、ドキドキする…
トゥルルルル…
『麻以、おかえり(笑)元気にしてるかな?』
『はい、御主人様。お疲れ様です』
麻以は 今、凄く仕事が忙しいこと、有給を言い出せてないこと、理由を聞かれた時の口実が浮かばないこと、同期とペアで仕事をすることで保険をかけたこと など 一人舞台のように話し続けた。
『なるほどね、口実ねぇ…』
『口実はいらないよ、麻以。休みたいと言ってNOなら、今回は諦めなさい。』
『……。』
『おやすみ、麻以』
『おやすみなさい、御主人様…』
嘘をついてまでして逢うことに、罪悪感が無いと言えば嘘…
結果、順調ならまだいいが、逢いたいがために友達を保険にして、あわよくば、「後、宜しく!」は、いいとは言えない。
そこんとこ、主は読み取っていた。
仕事には、仕事で返す!やるだけやって ダメなら…
でも 逢いたい!!!(号泣)