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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第14章 春はバーベキュー

これで全員なんだったら、
スペース2ヶ所も要らないし。
まぁあの双子の事だから
狭苦しく10人で使うより
2ブース借りた方がええやんって
言いそうな感じもするかと…思いながら。
お使いして来たバーベキューセットを
持って、妹一家を案内する。
『お、巴ちゃんの妹ちゃんも
いらっしゃい。よ~お越しやでぇ。
後のメンバーももうちょっとで
来るみたいやから…ちょっと待ったってや』
と…言って来て後のメンバーが
居るみたい……で今のこの
面子で全員ではないみたいだった。
大きいサイズのクーラーボックスには
ジュースも用意してあって。
大和と授乳中の妹の為と言うには…
なんか…多すぎる感じがする…。
『遅くなってすいませんでした…』
『これ…、うちの母からです
良かったら、皆さんでどうぞ…』
と…手土産を持って登場したのが
この4月から大学生をしている
港斗君の弟の奏多君と
港斗君のいとこの紫門君で…。
そう言えば…、この2人も…
双子とは認識があったなって思いつつ。
『紫門…、髪の毛…染めた?良い色…』
そう…有翔さんに言われて…
紫門君が嬉しそうにしていて。
大学デビューしたんかぁと
來翔さんに弄られてたけど。
來翔さんは…茶髪と言うよりは
栗色と言うか…金髪…までは…
行かない感じだけど…かなり
明るい…髪色をしていて…。
一方の…双子の片割れの有翔さんの
方は…一見すると…黒髪みたいに
見えるけど…こうして…自然光の下で
改めて見ると…青みを帯びた光沢があって。
ブルーグレージュにしてるみたいだった。
紫門君も大学生になって、
ちょっとパーマを当てて
髪の毛も明るめにしたみたいで。
前に年末に出会った時よりも
ぐっと…お兄さんになった感じがする。
最後に会ったのが…淡路島で
一緒に大塚国際美術館に
行った時が最後だから…
数ヶ月で…こうも…変わるんだなって
そんな風に思いつつ…。
紫門君に話を聞いたら、奏多君と
同じ大学に行くために…この4月から
1人暮らしを始めたりとか
アルバイトも…経験してみたかったらしくて
アルバイトも…始めた…みたい…。

