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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第18章 2025年4月21日~27日

アトア自体は19時までだけど
VOYGE KOBEさんの
相談カウンターがある
1階のフードホールは22時まで
営業してる大人のフードコートだから。
そこでお夕飯を済ませて、
飲めない旦那さんに
申し訳ないのでお酒は
飲みたくなるようなメニューが
多いんだけどぐっと我慢して。
車を置いているタイムズまで
トコトコと潮の香りのする
夜風を感じながら歩く。
『リハーサルも無事に終わりましたし、
もう後は当日を迎えるだけですね。
家のてるてる坊主達にも
当日晴れる様に賄賂?貢物?
ああ、お供えして置かないとですね…』
って話をしていたんだけど。
翌日の24日には…
大きな駄菓子の詰め合わせ?
みたいなビックバックを
買って帰って来て。
ペットボトルのジュースと一緒に
お菓子を巨大てるてる坊主に
旦那さんがお供えしていて。
『もう1袋買って来たんで、
こっちは一緒に食べましょうよ…』
そう言ってこっちは
自分達の分と…駄菓子の
詰め合わせをカウチソファの上で
袋を開けて中身を出して
ソファの上に広げて見せてくれて。
「懐かしいね…駄菓子、
うまい棒に、かば焼きさん太郎、
BIGカツに…、ガブリチュウ。
あ、…ポテトフライ好きだったな…」
ココアシガレットや
コーラの缶の形のラムネ
瓶みたいな入れ物に
粉のラムネみたいなのが
入ってる奴とか…。
粉まみれの3色団子とか、
モロッコヨーグルとか
よっちゃんイカとか、
懐かしい駄菓子が詰め合わせになっていて。
旦那さんがキャベツ太郎
食べると言うので2つほど
貰って食べたんだけど、
懐かしい味がした…。
「私、あれが好きだったな…、
コーンスープの味がするやつ…
後…焼きそばの形をした
下町焼きそばってお菓子好きだったな…」
『え?僕そのお菓子知りませんけど…
焼きそばみたいなのあるんですか?
小さいカップ麺みたいなのじゃなくて?』
そう言いながら検索をしていて
Amazonに売ってたみたいで。
商品ページを見せてくれる。
私の記憶にあったパッケージとは
リニューアルされているのか
違う気がしたけど…多分
それだと思うよと返事をして。

