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桜散る。。。。。
第1章 ①

早春はその閃光の様な移ろいに追いつくこと難し。
ただ、私の感覚は。。。。。
春はスマホのメモアプリにそう打ち込み、指の動きを止めた。
ズズッと鼻水をすする。
スマホをダイニングテーブルに置き、食べかけのサンドイッチを手に取った。
サンドイッチをパクつく。
多めに入れたカラシが、花粉症で鈍感になっていた嗅覚をツンと刺激した。
「ちなみにだけど」
春の夫がリュックを背負って言う。
足場職人の夫、秋人はカーキ色のつなぎである作業着を着ていた。
「ちなみに何?」
サンドイッチをたいらげ、春は手をパンパンとはらう。
「今日、現場の人と飲みに行くから」
スマホを持ち
「晩御飯はいらないってこと?」
「いらない」
秋人はリビングルームを出ていった。
ドアが閉まり
「いってらっしゃい」
春は小声で言う。
「ただ、私の感覚は」
メモアプリを見ながら呟いた。
ただ、私の感覚は。。。。。
春はスマホのメモアプリにそう打ち込み、指の動きを止めた。
ズズッと鼻水をすする。
スマホをダイニングテーブルに置き、食べかけのサンドイッチを手に取った。
サンドイッチをパクつく。
多めに入れたカラシが、花粉症で鈍感になっていた嗅覚をツンと刺激した。
「ちなみにだけど」
春の夫がリュックを背負って言う。
足場職人の夫、秋人はカーキ色のつなぎである作業着を着ていた。
「ちなみに何?」
サンドイッチをたいらげ、春は手をパンパンとはらう。
「今日、現場の人と飲みに行くから」
スマホを持ち
「晩御飯はいらないってこと?」
「いらない」
秋人はリビングルームを出ていった。
ドアが閉まり
「いってらっしゃい」
春は小声で言う。
「ただ、私の感覚は」
メモアプリを見ながら呟いた。

