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妻が出会い系にいた
第1章 妻が出会い系にいた
私は、毎晩、ビール片手に妻のその日の行動を確認した。
最初は、後ろめたい思いもあった。
妻を見張っている。
私はいったい何をしているのだ。
しかし、そんな抵抗感も、すぐに薄らいだ。

同時に、出会い系サイトにアクセスして、妻のプロフィールも毎晩確認する。
プロフィールに変更はない。募集もしていない。
妻のだいたいの最終アクセス(何分前、何時間前、あるいは何日前)を見ることができる。
私とのメールのやりとりと、最終アクセスが一致する。
私とのメールのやりとり以外は、アクセスしていないようだ。
ホッとする。

そうして、2ヶ月半ほど過ぎた。

妻の行動は、通勤、勤務、買物。
娘の学校や部活の送迎。
休日も、ほぼ自宅にいる。
妻は、基本的にインドアな女だ。

気になる行動は、2回ほどあった。
長時間、郊外のスーパーの駐車場に駐車している。
夕方17時ぐらいから、21時まで。
買物にしては、いくら何でも長い時間だ。

深夜というわけではない。
鈴香(一人娘で高校生だ)が自宅にいるので、9時半頃までには帰宅している。

1ヶ月に1回。
月の中ほどの、ある1日。
先々月、先月も同じぐらいの日だ。
月の中旬だ。

この時、妻は男と会っているのか?

果たして、今月も同じ行動があるのか?

私は、このあたりの日だと、目安を付けた。
妻が同じ行動パターンを取ったら、この日、突然自宅に帰ってやろうと思った。

職場はあらかじめ休みを取った。
妻がこのスーパーに駐車したら、私は自宅に帰って、妻を自宅に呼び戻してやろうと計画していた。
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