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妻が出会い系にいた
第1章 妻が出会い系にいた
私は、仕事を早じまいして、自宅に急いだ。
車に乗って、単身赴任の地から自宅をめざすのだ。
高速道路を急ぎながら、私はスマホのアプリを確認する。
妻の車は、まだ動かない。
買い物にしては長すぎる。
私が疑っていた、不審な動きをする日。ひと月のうち、たった一日。
確定だ。
今、男と会っているのか?
いや、そうとも限らないだろう。
女友達ということも考えられる。
しかし、私のカンだ。
私のカンが、当たっているのか?
外れているのか?
それは、この後すぐにわかる。
私は、日頃出したことがないスピードで、追い越し車線をかっ飛ばしていた。
私が乗っているこの車種は、近年仰々しいグリルのデザインに大げさなマークで、個人的には好きではない。
元々、スリーポインテッドのフロント・グリルはスポーツタイプの車種しか付けるのを許されていなかったはずだ。それが今やコンパクトなハッチバックにさえ、マーク付きグリルだ。安っぽいマークになってしまったものだ。
私の平凡なセダンのグリルにさえ付いているこのマークを見るたびに、私は恥ずかしい思いを感じる。
今は大お得意様となった主要マーケットである中国人の好みに合わせ、ギラギラさせた結果だろう。
しかし今日という日は、この大げさなフロント・グリルと仰々しいマークは大いに役立つ。
すごい勢いで近づいてくる私の車をルームミラーに認めた前の車が、はじかれたように走行車線に戻っていく。
しかし…
ああ、何と言うことだ。
事故渋滞だ。
私は、イライラの頂点に達していた。
妻の車はまだ動かない。
もう10時になる。
娘がいるのに、妻は外出中だ。
妻は何を考えているんだ。
何をやっているんだ。
ようやく家に着いた。
ずっと運転して、一息に着いてしまった。
私は疲れを感じなかった。
自宅は、真っ暗だった。
鈴香(高校生の一人娘)もいない。
私は妻の携帯に電話した。
胸騒ぎ…そんなもんじゃない。
私は、かってないほどに、胸がドキドキしている。
出ない。
しかし、しつこく鳴らす。
私がこの時間に何度もかけるなんて、今まで無かったことだ。
3回目。
妻は、まだ電話に出ない。
でも、とうとう電話が繋がった。
普通じゃない電話の着信に、妻は何事かと、電話に出たようだ。
車に乗って、単身赴任の地から自宅をめざすのだ。
高速道路を急ぎながら、私はスマホのアプリを確認する。
妻の車は、まだ動かない。
買い物にしては長すぎる。
私が疑っていた、不審な動きをする日。ひと月のうち、たった一日。
確定だ。
今、男と会っているのか?
いや、そうとも限らないだろう。
女友達ということも考えられる。
しかし、私のカンだ。
私のカンが、当たっているのか?
外れているのか?
それは、この後すぐにわかる。
私は、日頃出したことがないスピードで、追い越し車線をかっ飛ばしていた。
私が乗っているこの車種は、近年仰々しいグリルのデザインに大げさなマークで、個人的には好きではない。
元々、スリーポインテッドのフロント・グリルはスポーツタイプの車種しか付けるのを許されていなかったはずだ。それが今やコンパクトなハッチバックにさえ、マーク付きグリルだ。安っぽいマークになってしまったものだ。
私の平凡なセダンのグリルにさえ付いているこのマークを見るたびに、私は恥ずかしい思いを感じる。
今は大お得意様となった主要マーケットである中国人の好みに合わせ、ギラギラさせた結果だろう。
しかし今日という日は、この大げさなフロント・グリルと仰々しいマークは大いに役立つ。
すごい勢いで近づいてくる私の車をルームミラーに認めた前の車が、はじかれたように走行車線に戻っていく。
しかし…
ああ、何と言うことだ。
事故渋滞だ。
私は、イライラの頂点に達していた。
妻の車はまだ動かない。
もう10時になる。
娘がいるのに、妻は外出中だ。
妻は何を考えているんだ。
何をやっているんだ。
ようやく家に着いた。
ずっと運転して、一息に着いてしまった。
私は疲れを感じなかった。
自宅は、真っ暗だった。
鈴香(高校生の一人娘)もいない。
私は妻の携帯に電話した。
胸騒ぎ…そんなもんじゃない。
私は、かってないほどに、胸がドキドキしている。
出ない。
しかし、しつこく鳴らす。
私がこの時間に何度もかけるなんて、今まで無かったことだ。
3回目。
妻は、まだ電話に出ない。
でも、とうとう電話が繋がった。
普通じゃない電話の着信に、妻は何事かと、電話に出たようだ。

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