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午後四時までの性隷
第20章 意を決した口淫奉仕
「アイさん、ご自由にどうぞ」

榎木さんが私の頭から手をどけました。

股間をグッと前に出すように、榎木さんは腰を張り出しました。

グロテスクな男のシンボルを抜くのもより深く咥えるのも、もう私の意思ひとつです。

一旦榎木さんの分身を口から抜いたのですが、もう私を止める理性も我慢も存在していませんでした。

眠ってしまっていた私の欲情を抑えつけておくことが、もう限界だったのです。

意を決して、私は自分から榎木さんの男性器を飲み込むように口にしました。

「そうです、アイさん。ようやくご自分に正直になりましたね」

再び上目遣いになり、一度だけ瞬きをしました。

それだけで榎木さんには全てが伝わりました。

「ふたりだけの秘密ですから。誰にもバレません。フェラチオしてやってください」

そうです。

私が誰にも言わなければ大丈夫なんです。

この数年間していなかったおしゃぶり。

フェラチオ。

ああ…、なんという淫靡な響きなのでしょう…。

夫からその言葉を聞いたのは何年前?

もうはっきりと記憶さえしていません。

私は口淫奉仕を自らの意思で始めたのでした。

榎木さんが内ポケットからスマホをまた出していることにも気が付かずに…。
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