この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
レッスンの仕方が間違っている!
第9章 3次審査まであと2日
 場所は変わって人の出入りが多いS★P本社。

-ガヤガヤ

「村上さん、チェック終わりました?」
「まだです。書類は見ておきますから。では、私は13階に居ますので。」
「鈴木さぁーーーん!こっちよーっ!!」
「はぁ~ぃ。今行くからねぇ~。」

-バタバタ

 あちらこちらで誰彼の名前を呼ぶ声の飛び交う慌ただしい状況。
 作者がスポットを当てていないだけで、今週の本社19階はずっとこんな具合だった。

「違う。そっちじゃなーーーい!」
「こっちが先だっつってんだよ!」
「はぁ?……こっちのが先だから。」
「あァん?」
「まぁまぁケンカしないでよ~2人共っ!ね?」

 ケンカする2人の間に割って入ったのはこの人。
 デザイナー担当、木村 六斗。
 相変わらずのふわふわした空気を放ち、場を和ませる。

『ったく、お前が悪い!』

 大量に積み上げられた箱を抱えながら、龍と蛇のように睨み会う2人。
 今度はハモったのが気に障ったらしい。

「やっぱり息ぴったりだねぇ~拓ちゃんと龍ちゃんは!」
『六斗うざい!』

 既にお気づき……もしくはあまり彼を、覚えられていないであろう方々にご紹介。
 前回功がエレベーターの中で鉢合わせした内の一人。
 『S★P』専属スタッフ『Starproject』メンバーのカメラマン担当、『桐ヶ谷 拓海』。

 そして先程から口調の荒いこの男は今回が初登場。
 同じく『Starproject』メンバーのカラーコーディネーター担当、『矢沢 龍』。
 担当を聞いて驚かれた方もいるだろう。
 そう、彼はファッションから撮影セット・装飾に至るまで全て、をカラーコーディネートする大変珍しい役割。

 S★Pに所属する業界人が関わらないはずのないスタッフ陣。
 相当数のため、功の仕事の合間に覚えて戴ければ幸いである。
 勿論、覚えないにこしたこともないのも加えておこう。
/142ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ