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レッスンの仕方が間違っている!
第3章 2次審査当日
 それを遠くから見ていた青年が1人。
 いや、正確には男がもう1人。
 更に詳しく言うならば、青年を追跡したがために、青年の視線の先を見たことによるものだ。

 男は心底驚いた。
 何故か?
 きっとアナタとて驚くだろう。
 駆け出す青年。
 人だかりの中を目で追えぬ程の瞬発力を見せ、翔ぶ!

 そう、『翔ぶ!』
 
『跳ぶ!』のではない。

 翔ぶが相応しい。
 そんなジャンプ。

 そして男は不覚にも、それに気をとられたがために獲物を逃がした。

「はぁ~、もう!やんなっちゃうよねぇ……おじさん疲れちゃったぁ。おかげでいいモノは見れたけど……」

 大袈裟に肩を落として足を止める。

「全く功ちゃんはぁ~何処行っちゃったんだか。」

そう独り言を溜め息混じりに漏らしながら、顎ヒゲを撫でる男。
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