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レッスンの仕方が間違っている!
第3章 2次審査当日
そしてこの青年もまた、走り出していた。
黒いジャージに黒いTシャツの全身黒ずくめ。
目立つ目立つ。
極めつけは銀糸の揺れ動く髪に、たまに反射する紫のピアス。
変装を解いてマスクとサングラスを投げた。
実にワイルド。
「なぁ、俺も混ぜろよ!」
気付いたらそんな言葉が口から出ていた。
その瞬間はとても言葉にはできなくて、そこに踊る誰もが笑顔で応えた。
そこにはもう・・・・・・アイドルの『KOU』とか関係なく、『香川 功』って言う等身大のダンス馬鹿が居た。
黒いジャージに黒いTシャツの全身黒ずくめ。
目立つ目立つ。
極めつけは銀糸の揺れ動く髪に、たまに反射する紫のピアス。
変装を解いてマスクとサングラスを投げた。
実にワイルド。
「なぁ、俺も混ぜろよ!」
気付いたらそんな言葉が口から出ていた。
その瞬間はとても言葉にはできなくて、そこに踊る誰もが笑顔で応えた。
そこにはもう・・・・・・アイドルの『KOU』とか関係なく、『香川 功』って言う等身大のダンス馬鹿が居た。