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レッスンの仕方が間違っている!
第4章 3次審査まであと7日
「……はぁ、はぁっ、アンタっ名前は?」
膝に手をつきながら汗を拭ってKOUがこっち見て、かっこよかったな。
「え?……ぁ、喜多っ……椿。」
「俺は、香川 功。」
段々息が整ってきて、僕もまだまだだと痛感した。
KOUはもう殆ど呼吸荒れてなくて。
「ふっ……ちゃんと知ってます。『KOU』なんだから。」
そこは自分のことのように、得意げに言った。
「ふっ……だよなっ。」
照れ臭そうに笑った顔が普段TVで見るKOUと違った。
「新曲の振り、難しいです。覚えるの大変でしたから。」
あの時は本当に緊張してたんだ。
他にもっと話すことあったよ僕。
「所々振りにアレンジ入れてたのには驚かされたぜ??」
「あぁ、それは・・・・・・まだMVがOAされてないですよね?だから、Mパラ録画で何度も見たんです。」
「それで?」
「カメラワーク凄くて、振り付けが所々見えなくてっ。」
それで、その後の台詞が……言った本人もキョトンとしていた気する。
「……明日空いてるか?」
……なんて!
素直に驚いた。
膝に手をつきながら汗を拭ってKOUがこっち見て、かっこよかったな。
「え?……ぁ、喜多っ……椿。」
「俺は、香川 功。」
段々息が整ってきて、僕もまだまだだと痛感した。
KOUはもう殆ど呼吸荒れてなくて。
「ふっ……ちゃんと知ってます。『KOU』なんだから。」
そこは自分のことのように、得意げに言った。
「ふっ……だよなっ。」
照れ臭そうに笑った顔が普段TVで見るKOUと違った。
「新曲の振り、難しいです。覚えるの大変でしたから。」
あの時は本当に緊張してたんだ。
他にもっと話すことあったよ僕。
「所々振りにアレンジ入れてたのには驚かされたぜ??」
「あぁ、それは・・・・・・まだMVがOAされてないですよね?だから、Mパラ録画で何度も見たんです。」
「それで?」
「カメラワーク凄くて、振り付けが所々見えなくてっ。」
それで、その後の台詞が……言った本人もキョトンとしていた気する。
「……明日空いてるか?」
……なんて!
素直に驚いた。