この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
レッスンの仕方が間違っている!
第4章 3次審査まであと7日
 そのままKOUを見つめて固まっちゃって。

 信じられない!
 今なら死ねるかもしれない。

 そうも思った。
 後から思えば一緒にストリートで踊ったことが、もう奇跡だと言ってよかったし。

「教えてやるよ。」

 ……なんて、感動で言葉が無かった。

「返事ないし、やっぱやめとく?」
「是非!指導お願いします。」

 断る訳がなかった。
 だから頭を下げてお願いした。
 ちょっと硬かったかな?

「時間と場所は好きにしていーから。明日久しぶりのオフだし。」
「大スターの貴重な休日なのにいいんですか!!!?」
「あぁ!?…俺が教えたいの!!わかる?」
「あ……はい!じゃぁ、東京ドーム近くの喫茶店『カナリア』って分かりますか?」
「たまに行く。」
「じゃぁそこに8時でいいですか?」
「了解。椿早起きだなっ。」
「ぇ!!」
「や、だって早すぎ!まぁ、面白いからい~けど?」
「……じゃなく、てっ名前……」

 噛んでしまったのはとんだ醜態だった。

「椿。」

 もう1度呼ばれたんだっけ?
 何でか胸がドキドキした。
 息はとっくに整えたのに可笑しかった。

「あの~、恥ずかしいです……」
「あ、やべっ!じゃぁまた明日な~っ。」

 そーやって帰っちゃったんだよな……
/142ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ