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レッスンの仕方が間違っている!
第4章 3次審査まであと7日
 んっ……あれ?
 僕、寝てた??
 何……してたんだっけ。
 いつものランニングして、カナリアで朝食を食べた?よね。
 で、向かいの席には……

「って、ぇえ!!!?」

 ガバッと椿は起き上がる。

 そうだ……!!
 功とレッスン!!
 スタジオは!?
 確か行くって言ってたよね。
 9:30から……

「うっ嘘!?」

 椿の腕時計は既に1:30を表示していた。

「それより此処、何処?」

 随分と殺風景な部屋。
 ベッド隣には木製のライトスタンド。
 壁に埋め込まれたクローゼッドの扉は大きな姿見になっている。
 それ以外には何も無い。
 ベランダ出入りの遮光カーテン付きの窓とがあるだけ。

 ぁ、タオルケット掛けられてる。
 ん?これ確か、KOUの『13th single LīFē』の箱LIVE限定グッズじゃ……!?
 こんなの普通手に入んないし。
 じゃぁ、此処は……

 驚愕でフリーズした椿は、中途半端に開いたドアの隙間を流れ来る香りに注意を向けた。

「あれ、何だろ胡麻油?向こうからだ!功……?」

 ベッドを後にして香りの源を辿ることにした。
 キッチンには何やら調理をする後ろ姿。
 辿ろうにも胡麻油の香りは、既に家の中全体を占領していた。
 換気扇では、とても追い付かない。

「功?」
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