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レッスンの仕方が間違っている!
第4章 3次審査まであと7日
「ガラガラガッシャーーン……」
『……』
「ぇ、ぁあ、あの!」
「ななななな何だよ!?」
「あ・・・・・・ボゥル。」
「ぇ・・・・・・」
功はいきなり声を掛けられ、片付けようとしていたボゥルが床に落ちていたのを足下に見た。
「ったく、驚かすなよ椿……」
「だって、部屋に僕1人だったから。それに、一瞬誰の家かわからなくって……ちょっと、怖くなっただけ。」
最期の一言を言った時の椿は、それは恥ずかしそうに頬を赤らめて瞳は斜め下を向いていた。
はぁ?
何だそれ……ぅわあーーーもぅ無理!
怖くなって、とか小学生か!
って俺も変な所でときめいてんじゃねぇよッ!!
功は落下したボゥルをそのままに、膝をがっくりさせて床に足をついた。
そして口に掌をあて、口許の緩みを何とか抑えようとした。
「……どうしたの功!?」
「っ!?」
俺の顔の高さに椿の顔がある。
いつの間に!?
「……!」
ま、マジかよ!?
近ぃ、近ぃ!近いっ!!近いってッ!!!
ヤバいから!
「具合悪いの?」
「あぁ、いや?何でもないから。と、とにかく……」
は、離れ……
ちょ、声出てねぇーーー!!
「コツンッ」
「!!」
「熱は……無いね。」
「ぇ」
「頬っぺたはちょっと熱いけど。」
お前のせいだから!
つか触るな……動悸がヤバい。
聞こえたらまずいし、何て思われんだよお前に。
「ドンッ」
「っ痛!功何すっっ」
「ち、近い……から。」
「ぁ……ごめん。」
『……』
「ぇ、ぁあ、あの!」
「ななななな何だよ!?」
「あ・・・・・・ボゥル。」
「ぇ・・・・・・」
功はいきなり声を掛けられ、片付けようとしていたボゥルが床に落ちていたのを足下に見た。
「ったく、驚かすなよ椿……」
「だって、部屋に僕1人だったから。それに、一瞬誰の家かわからなくって……ちょっと、怖くなっただけ。」
最期の一言を言った時の椿は、それは恥ずかしそうに頬を赤らめて瞳は斜め下を向いていた。
はぁ?
何だそれ……ぅわあーーーもぅ無理!
怖くなって、とか小学生か!
って俺も変な所でときめいてんじゃねぇよッ!!
功は落下したボゥルをそのままに、膝をがっくりさせて床に足をついた。
そして口に掌をあて、口許の緩みを何とか抑えようとした。
「……どうしたの功!?」
「っ!?」
俺の顔の高さに椿の顔がある。
いつの間に!?
「……!」
ま、マジかよ!?
近ぃ、近ぃ!近いっ!!近いってッ!!!
ヤバいから!
「具合悪いの?」
「あぁ、いや?何でもないから。と、とにかく……」
は、離れ……
ちょ、声出てねぇーーー!!
「コツンッ」
「!!」
「熱は……無いね。」
「ぇ」
「頬っぺたはちょっと熱いけど。」
お前のせいだから!
つか触るな……動悸がヤバい。
聞こえたらまずいし、何て思われんだよお前に。
「ドンッ」
「っ痛!功何すっっ」
「ち、近い……から。」
「ぁ……ごめん。」