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レッスンの仕方が間違っている!
第6章 3次審査まであと5日
「蘭!此処に居たのか。」
「優っ!」

 またまた追加メンバー現る!
 広場は既に、ストリートステージでなく、何かのドラマ撮影の現場と化していた。
 椿達を取り囲むようにして、写メる輩も出てきた始末。

「今度は誰なんだぁ?」
「なぁ、あれって・・・・・・」
「あぁ?んだよ真・・・・・・」

 サングラスと、スカーフを巻いた・・・・・・

『イケメン!』「王子!」

『は?』

 3人の声が立て続けにハモる。

「ん?あぁ、椿くん、やっぱりまた会うと思ってたよ。」

 椿に対し、さりげなく意味深なことを言う優。
 それを見て、何やら椿の隣で真人と千歳がコソコソ話し出す。

「なぁ?真人。もしかして、もしかしなくてもあれ『yu-』だよなぁ・・・・・・」
「俺が間違うはず無いだろッ!?正真正銘『yu-』のファンなんだぞ!?俺は!!!!」

 しかし椿はパニクってそれどころではなかった。
 つまり聞こえてない。

「あ、えと・・・・・・はい!!あの時はどうも。名前、聞いて、いいですか?」

 やはりこの人の前だと緊張する。

「あははっ・・・・・・椿くん、本当にわかんないの?」
「はぃ?」

 優はちょっと残念そうに笑う。
 ついに呆れ顔で、横から蘭が割って入る。

「もしかしてあの日も!?まさかKOUにすら気付いてなかったり!!!?」
「それは流石に無いよ。だけど・・・・・・」
『だけど!?』

 今度は椿以外の全員がハモる。

「そのっ、2人共・・・・・・何処かで見たような気がするんです。」

「この女はともかく!当たり前だろ椿ィ!!!?お前の眼中は『KOU』だけかァ!?」
「真人くん、何でそんなテンション高いの?」

『はぁ。』

 蘭は青い顔。
 優は憂い顔。
 真人は赤い顔。

 1人居ないのは置いといて、大体意味はおわかりだろう?
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