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レッスンの仕方が間違っている!
第7章 3次審査まであと4日
「成る程。可もなく不可もなく。基礎はまぁまぁかな。ただまだ今一つ響かない感じ?」
「微妙ってことだよね……わかってる。ねぇ、それより何か暑くない?」
「え?そうかな~。」
男は涼しげにディスプレイに視線を戻す。
汗をかいた様子は見受けられない。
「夏なのにこの個室、クーラーついてないからだよ。つけない?」
椿がそれに気付いて提案するが。
「ダメだよ。喉にあまり良くないから。あとは身体を冷やすし。」
やはり男は答えを変えない。
「良くないんだ?」
「じゃぁ脱いだら?」
え……?
今身体を冷やすし……って言って無かった!?
「脱げばいーよ。」
何言ってんだ??この人っ!?
思わず赤面してしまう。
「い、いーって!!まだ大丈夫っ。ちょっと暑いだけだし。喉に悪いなら……」
「そう……キツくない??」
確かに身体の奥が熱いけど……
あれ?何か変じゃ?
暑いならわかる。
熱いって……
―ドックン……
―ドックンッ……
心臓の音がさっきより聞こえてる。
「クスッ……そろそろクスリが効いてきたみたいだね。」
な!?何言ってんの?
この人ッ……!!
椿の熱帯びた身体に汗が滲む。
椿は半分程減ったカルピスを一瞥し彼に目で問いかける。
男はそれを面白がるように、妖艶な眼差しで脚を組み椿を見て笑う。
「微妙ってことだよね……わかってる。ねぇ、それより何か暑くない?」
「え?そうかな~。」
男は涼しげにディスプレイに視線を戻す。
汗をかいた様子は見受けられない。
「夏なのにこの個室、クーラーついてないからだよ。つけない?」
椿がそれに気付いて提案するが。
「ダメだよ。喉にあまり良くないから。あとは身体を冷やすし。」
やはり男は答えを変えない。
「良くないんだ?」
「じゃぁ脱いだら?」
え……?
今身体を冷やすし……って言って無かった!?
「脱げばいーよ。」
何言ってんだ??この人っ!?
思わず赤面してしまう。
「い、いーって!!まだ大丈夫っ。ちょっと暑いだけだし。喉に悪いなら……」
「そう……キツくない??」
確かに身体の奥が熱いけど……
あれ?何か変じゃ?
暑いならわかる。
熱いって……
―ドックン……
―ドックンッ……
心臓の音がさっきより聞こえてる。
「クスッ……そろそろクスリが効いてきたみたいだね。」
な!?何言ってんの?
この人ッ……!!
椿の熱帯びた身体に汗が滲む。
椿は半分程減ったカルピスを一瞥し彼に目で問いかける。
男はそれを面白がるように、妖艶な眼差しで脚を組み椿を見て笑う。