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レッスンの仕方が間違っている!
第7章 3次審査まであと4日
「ごめんな、椿。脱がすぞ?」

 ん?あれ、功……

「ん……ぁ」

 優しく服を脱がされる。

「痛かったら言えよ?」

「あぁ…ん……」

 艶かしい声が漏れる。

「椿……声抑えて!頼むから!!」

 言いながら功は、先程より優しくする。

「だぁって……擽ったッ…んッ!」

 椿が仰け反った。
 そこで、椿の瞼がゆっくり上がる。
 白い天井。

 此処って、功の部屋?
 そっか……だから。
 あ、手が止まった。

「あれ?なんでやめちゃうの?」

 素直な問いかけ。
 返事が無い。

「功?」

 仰向けのっままで椿の視界には、依然として天井がある。

 功はタオルに目を落としたまま硬直していた。
 その様子は椿からは伺えない。

 あぁ……マジでキツい。
 敵に見方する訳じゃない。
 ……でも同情はする!
 アイツもアイツで予想外のとこまで走っただけなのかもな?
 こんなん、ヤらなくたって勃つだろ!?
 勃たないヤツがどうかしてる。
 可愛いすぎて……

「椿、お前何があったか憶えてる?」

 あのときは思い出したくないこともあるとか言ったけどな。
 これぐらい言ってやらないとな。
 俺の気が済まない……

「うん……憶えてるよ。」

 椿の声のトーンは思った以上に低かった。
 天井を向いたまま、天井よりも遠くを見て。
 だから言ってすぐ功は後悔した。

 まずったかもな俺。
 言わなきゃよかった……

「でもそれとこれとは違うよね?」
「?」

 椿の声のトーンが変わる。
 戻るでなく、変わる。

「え?椿、怒ってる??」

 正直半信半疑で問いかけた言葉だったが。

「拭いてくれるのは嬉しいんだけど、この格好で長い間はやなんだよ……だからさぁ、早く振いて?功。」

 それを顔を右腕で隠し、怒気混じりに命令口調で言う椿。
 毎度毎度、この豹変っぷりはなんなのか?
 前より功に心を許した賜物?
 沸点低いですよ?椿さん!
 今の椿は特に、こうなり安かったのかもしれない。
 功の前に拘らず。
 訂正、功の前だから?
 その瞬間、功は無意識の内にタオルを落としていた。

「パサッ」
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