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わたしの妄想日誌
第14章 文通希望
 実際には、わたしはこれまで男性と性行為に及んだ経験はないので、ただ想像しているだけなのですが、オナニーのときにわたしがイメージするのは、相思相愛の男女間にあるような和やかな雰囲気ではなく、ひたすら男性に犯されているような、はっきり言えば強姦されているような情景が多いです。

 おそらく自分から相手に性行為を積極的に求めることはないのだろうと思うので、どうしても、相手からまずは一方的に求められる、という情景をイメージするのがいちばん無理がないのです。

 清楚で控えめな女性だと思われていたいという見栄のようなものもあります。ただ、こちらも内心では性行為を望んではいて、強姦と言っても、真剣に抵抗するでもなく、おざなりな感じです。ですから、むしろ和姦と言ったほうがいいのかもしれません。

 そして、”本当はこういうことを望んでいた”みたいな密かな本心を暴かれていく過程が好きでもあるので、そのような気分が盛り上がるには、思い浮かべる情景というか設定としては、強姦であれ和姦であれ”受け身”の設定がいいのです。

 相手に性行為を求められたとしたら、たとえ心の中ではそう思っていたとしても、”いいですよ”とか”待っていたんです”と口に出したりすることはあり得なくて、”やめてください”とか”こんなこと困ります”みたいに応じている自分を想像するのです。

 ですので、たいへんおかしなことを言っているのは自覚していますが、学校での女子としてのあるべき振る舞いについての講話も、そのようなお話を聞いているにもかかわらず、という背景が妄想による興奮を高めることとして役に立ってもいるのです。

 そして妄想の中でいくら”やめてください”と叫んでも、相手は構わず行為を続けてくれますし、わたしが望んでいる台詞を吐いてくれるのです。

 そして、実は最近になって、家の近くの空き地に捨てられていた雑誌を密かに家に持ち帰ってきました。そこには、男女の営みのことが様々に記されていて、わたしは夢中になって読み漁りました。そうです。その雑誌こそが「〇〇〇〇」だったのです。
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