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第1章 少女誘拐＝少女強姦

女の子が誘拐され保護された時の報道で
「少女にケガはありませんでした」
は、徹底的にレイプされたコトや数人に輪姦されたことは言いません。
ケガではないからでしょうか？


５月下旬
午前１１時前の日中

暗い工場跡地の倉庫内は割れた窓ガラスから太陽の日差しに照らされ誘拐犯のｱｼﾞﾄと化していた。

「連絡が遅いな…」

誘拐犯の男は、何処にでもいる30代中旬の中肉中背。

誘拐された女子生徒も、あどけなさの残る幼い顔と成長期の小さい身体で恐怖に怯え震えていた。

道具で拘束はされておらず、男は左手で少女の両手を握り絞め右手はスカートの中に入れ女の子の下腹部を掴むように抱き寄せていた。

「テメェは親父に見捨てられたのかもな」

『!!』

男は少女の頭を撫でながら煽るように言い放った。



―◇―
誘拐事件の被害者に女の子が多いのは犯人が犯行に失敗したとしても被害者の身体を陵辱し、楽しむ為である。
ほとんどの誘拐犯は失敗＝逮捕⇒射殺という流れが相場であり、死ぬ覚悟で犯罪を犯す為、高校生や中学生は勿論、最近は小学生も性の対象として被害にあう。