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CoffeeBreak-novels♪
第9章 発情ニャンコと欲情ワンコ
休憩所の戻った私はモニター…っと言ってもポータブルだが、先に映像を見てみた。






リリス…
トップモデルとグラドルのアベレージを追求した豊満で妖艶なボディ…
耳だしショートで紫の髪…
背中に夢魔を思わせるコウモリの羽があるが、頭に羊のツノがない…

どうやって空を舞う彼女を狩ることができたんだろう…
そして何故、AVに人間でないリリスが女優として人間界で働くのか…

少子化対策庁は一部の雌モンスターに人権を持たせる意見を出したが、与党は基本的人権の尊重を重んじる会を擁護し、雌モンスターに夫を寝取られた妻は害獣の被害届を出して警察は雌モンスターとその子供、人間との亜種も排除した…




「おつ~」

そんなこんなで店長が入ってきた。

「あ、橘さん」

店長は彼女を見るなり、in側からカギをかける--

「えっ!?」

橘は彼女に近づくと桜木の口を手で塞いだ。

「しっ…外に聞こえる」

『な、なんだ?橘さんと接近戦?』

「欲情しちまって…後で警察に自首すっから…」

「ふぇぇ…」

その手は彼女の顎に移項し--

今度は彼女の口を自分の唇を重ねて塞いだ。

--ちゅっ…

後ろには机、目の前には長身の彼が両手で机に手をつき、彼の股をくぐらなければ逃げられない。

周りを囲まれているようだ…

『この状況…何が起きてんの?』

「キスした…?何でなのん…?」

接近戦にはサイドアーム……って思考回路がぁぁぁ

「何でって…好きだからかも」

『かも?好きなのは…私?接吻?』

「私は橘さんが好きなのに…」


――!?――

『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁーーっ?勢いで告白してもうたッ!!』

「ああ、じゃあ…合意ありってことで…」

「ふにゃぁ」

顔が熱い…顔だけ南極に2秒間だけ行きたい…私の脳は電脳じゃないけど最適化してくれぇぇ
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