パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 職場恋愛の事情

私は、篠田華子（25歳）
無線通信で任務中の猟士をサポートする特殊な仕事をしている。

彼氏は、同じ職場で猟士に任務の依頼を連絡をする
鵜飼志郎（30歳）で、前職は某携帯電話会社のクレーム対応のｵﾍﾟﾚｰﾀｰをしていてストレスで胃に穴が開いちゃったらしく退職し…
私と同じ特殊猟獣組合、通称ギルドにｽｰﾊﾟｰﾊﾞｲｻﾞｰとして入社した。

私たちは付き合っているが職場では他人のフリをしている。

しかしながら…
芝居なのは、わかっちゃいるけど……



「鵜飼さんって友達いなさそ～」

女子職員２人が、机で忙しそうにギルドが直で抱える任務の依頼を誰にするか吟味する鵜飼に言い放つ。

「ああ！？」

鵜飼は眉を寄せ振り向いた。

「何言ってんの。いるよ」

「女の子に態度悪いしー」
「死んでも誰も泣かないよ」

鵜飼はオファー係で５人を引きいる班長。
男は鵜飼のみで４人は全員女且つ鵜飼反対派だ。

「心配召されますな。お前らのごときのグレードとは遊びませんよっ」

カチーーンッ

女子たちはムカつきながら給湯室へ

鵜飼の電話交渉は一級品と称され、ほぼ確実に猟士に依頼を受けさせる。
中途採用ながら前職が優秀だったらしくリーダー格の為、部下の先輩がいるので今回の反対派が生まれた原因だがクレームは必ず鵜飼が土下座までして諌めるのだ。

矢面には上席が出るが彼の信念らしい。