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今日も私は、お父さんとお兄ちゃんとセックスする。
第44章 真人お兄ちゃんの決意
 私は隣に座るお父さんの両手をチラッと見た。お父さんの両手もまた拳を強く握って震えていた。


「……だから俺は奴らをぶっ殺してやろうと思ったんだ。口でわからせるなんて無理だからな」


 真人お兄ちゃんが低い声で呟いた。そこに真人お兄ちゃんの優しさはない。怒りと憎しみしかない。


「ああ、真人の気持ちは痛いほどわかるよ。でも自分の手を汚すのはやめなさい、それはお前がやらなくていい。それに、陽菜が悲しむ。今私たちがするべきことは、陽菜のそばにいることだよ」

「……っ」


 私は二人の会話を聞いて、胸が苦しくなった。
 真人お兄ちゃんの気持ちもわかるし、お父さんの気持ちもわかる。そしてそんな二人を傷つけてしまったことも痛感した。


「真人くん、水嶋さん……僕も同じ気持ちです。このまま何もなかったで終わらせるつもりはありません」


 池本先生が二人の気持ちに同意した。


「必ず本人たちに謝罪させます、罪を償ってもらいます」

「……」


 池本先生の気持ちは嬉しい。でも本音としてはもう関わりたくない。


「いえ、謝罪はけっこうです。謝罪されても、事実は消えませんから」


 お父さんが私の気持ちを察してくれる。


「でも、罪は償ってほしいです」

「……そうですね……。実はここ数日、石田と隣のクラスの生徒たちが学校を休んでいるんです。親御さんに連絡しても知らないと言っていて、本人と連絡が取れない状態なんです。もしかして何か知ってたりしますか?」




 
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