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12歳年下の旦那さんと新婚旅行と妊活する話
第3章 7月7日 雨の日の沖縄観光

『ここから見えてる港の所に、
ベリッシマとか…停泊するみたいですよ』
ホテルの大きな窓からは、
波の上ビーチと…那覇港が見える。
「この窓の枠、もうちょっと…
少なかったら…もっと綺麗に
外の景色が見えそうな感じがするね…」
折角のオーシャンビューなのに
大きな窓は窓枠が細かく配置されていて
眺めが小さく切り取られてしまう。
『山崎さんのご夫婦をお待たせしても
行けませんし、着替えてプール行きましょうか』
このホテルには2階の外の通りから
見えちゃうプールと、屋上の
スカイプールがあるんだけど。
2階のプールには更衣室があるけど
屋上のプールにはないので
それぞれの部屋で着替えて行くのだそう。
まだルームツアー終わってないから
見れてない所が気になってたんだけど。
それは後のお楽しみにして、
キャリーバックを開いて
持って来ていた水着に着替えた。
エレベーターを降りた所が
バーの入口になっていて、
別の場所にプールの入口がある。
スカイプールの入口を入ると、
上に上る階段があって。
プールは15階って扱いみたいだった。
プールに到着すると、山崎さんの
ご夫婦は既に到着していて。
「すいません、遅くなりました」
『いえいえ、あっちにビールありますよ』
プールサイドにサーバーが
設置されていてセルフで
生ビールとレモンサワーが
飲み放題で飲める仕様みたいだ。
『巴、待ってて貰って良いですか?
ビール貰って来ますんで』
屋上にあるスカイプールは
片面をアクリル板で囲ってあるから
その先にある眺望を遮らない感じで。
『夜はここから夜景観ながら、
ナイトプールでビール飲み放題ですね』
プールは底が白から水色から青に
グラデーションになっている
浅瀬の水盆みたいなエリアに
そんなに数は多くないけど
プールサイドベッドが設置されていて
場所によっては利用が有料だったりするけど
ここのは無料で利用できるみたい。
とは言え…、屋上だから日差しを
遮る物は何もないから…。
日焼け止めは明るい時間は必須だ。
旦那さんがビールを両手に持って
戻って来て、4人で乾杯をして
ビールを飲む。

