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Lの禁忌 〜taboo〜
第1章 【ココロ、堕ちる】

すっごく幸せです
それはまりさんを見てもわかる
満たされる、そんな感じ
終わった後も甘えん坊なまりさん
腕枕に嬉しそう
あぁ、こんな可愛い人って本当に居るんだなって
もうすっかりまりさんにメロついてます
「どうしてくれるんですか、まりさんに沼ってますよ?」
てっきり「私もだよ〜!」ってジタバタしてくれるかなって思っていたけど、頭起こして間近で見つめられたら困る
心臓がギュッとなっちゃう
「やっとか、でも残念でした、私の方が一足先に沼ってますのでどうにも出来ません」
なんて、可愛くウィンクしてきて
あー!もー!そういとこです!と押し倒してしまう
布団の中でイチャイチャして、
本当にこのまま時が止まってしまえば良いのにって
本気で思ったりしたんです
ふざけ合いながらケタケタ笑っていたはずなのに
ふと、一瞬でスイッチが入ってセックスに
もつれ込む瞬間が好き
あざとい?まりさんが、でしょ
ソファーで座っていても、飲んでたカップ置いて
私の上に乗ってくるじゃん
向かい合わせになってさ、自然とキスしてきて
「あれ、今、この流れじゃなかった?」って慌ててる
私がジッと見つめてただけでキスの合図かなと
思ったって顔紅くされたらさ、
もう手放せなくなるじゃん、こんな可愛い彼女
私の部屋着も普通に着るしさ、
それならもうまりさん専用の部屋着を買っちゃおう
って事で購入しました
お揃いのパジャマだよ
嬉しそうに着てさ、
いきなり脱ぐから何事!?と思ったら私にそれを
着させてきた
ギュッと抱き締められてさすられたりする
「かおるの匂いつけてる……持って帰ってお家で嗅いじゃう用に」
「アハハ!でもお家で嗅いだらソロしちゃうんじゃないの〜?」
「うぅ……否めない」
「じゃ、私のも匂いつけてよ、交互に着よっか」
あぁ、天使みたいな笑顔
愛しい……尊い………

