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魅惑~甘く溺れる心と身体。
第14章 アクメの檻。

「止まららい、止まららひよぉおおおおっ!」

 明るい日差しの中で隠すこともできず、蜜を流し続けるあたしは淫らに狂う。

「ん――……」
 ちゅ、ちゅ……。
 荒い呼吸を繰り返すあたしの唇が塞がれる。
 あたしは差し出された唇を貪りながら、唯斗さんにしがみつく。
 離さないでと懇願しながら――。

「っは、あ……はあ……」
 何度もイきすぎた身体はぐったりとソファーに倒れ込み、荒い呼吸を繰り返す。
 唯斗さんも中出ししたし、これで終わる。
 ――そう、思いたかった。
 だけど実際は唯斗さんはまだ満足していなかったんだ……。

 そのことに気づいたのは、唯斗さんがあたしから離れて、また足音がしてからだ。

 ソファーに沈んだあたしの腰が、また浮いた。
 膝裏をまた抱えられて、無機質な、硬くて冷たいものが、アナルに当たったんだ。

「や、なにっ!?」
 驚いて下肢を見下ろせば、ピンク色の太い何かがアナルに挿し込まれるのが見えた。
 そうかと思えば、ゆっくり挿し入ってくる。
 太くて硬い。
 すごい圧迫感だ。
「や、なにっ! これっ!!」
「言っておくけれど、須藤に誘われてラブホテルまで着いていったこと、俺はまだ許していないからね、お転婆な澪ちゃんにお仕置き……」
 カチッて挿入されているそれのボタンを押す音と一緒に、アナルに差し込まれたその中をクルクルと回転し始める。

 より深くへと、ねじ込まれていく……。


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