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100番目の女
第7章 繋がる心
「い、嫌じゃない、嫌じゃないけど…好きって自覚したばっかりだから…その…」
カズヒトの表情は暗くなり、
「嫌なら諦めるよ…ずっと
モモのこと好きだったから嬉しくて…でも、モモがどうしても嫌だって言うなら俺…」
とうとう顔を覆ってしまった。
「嫌じゃないってばぁ!」
カズヒトに抱きつくと
「良かった!」
パッと顔を輝かせてキスしてきた。
そんな嬉しそうな顔を見たら拒絶なんてできないよ…
私は大人しく、お姫様抱っこでベッドに運ばれた。