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銀狼
第4章 月夜の陵辱

どうにかして逃げたかった。
いや──逃げなければいけないのだ。
「…ハァ……ハァ……ぁッ………くぅ…っ……」
時間の経過に合わせ、全く動かなかった身体にも僅かに力が入るようになったセレナ。
彼女は何とか身体を俯かせ、その胸を守るように腕で隠した。
ゴロッ
「──…あぁ…ッ…」
だがすぐに、狼は彼女の肩を鼻先で押しやるといとも簡単に仰向けに転がしてしまう。
辛うじて戻っただけの弱い力ではどうすることもできず、セレナは彼等の為すがままにその女体を弄ばれた。
「…はぁ…っ!……ぁぁッ……やめッ…やめ…──ッ」
いよいよ本格的に感じ始めた彼女の腰が、艶めかしく動いてしまっている──。
胸を舐めていた狼は濡れた鼻先を…先端の硬くなった突起を押しつぶすように擦り付けてくる。
「……いやぁ…ッ…ぁ………ぁッ…ン………」
狼を押し退けようと伸びたセレナの手は
無意味に彼等の毛皮を撫でるだけ。

