この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
銀狼
第2章 禁断の森

それはちょうど夕暮れ時であった。

整備のいき届いているとは言えない荒廃した一本道を、数頭の馬に乗った男達が慌ただしく駆けていく。

人の往来を感じさせないその道は、草が多く顔を出し、無造作に転がる石で馬たちの蹄( ヒヅメ )の邪魔をした。

それでも馬を操る男達は速さを変えず

蹴られた礫( ツブテ )が跳ね上がる。


周りを生い茂る木々に囲まれたこの薄暗さで、彼等の様相を識別するのは難であるが──

どうやら──

その集団にいるのは、男だけではないようだ。



/276ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ