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華のしずく~あなた色に染められて~
第26章 【月華―月姫(TSUKIHI)―~華のしずく~】 ~月華~
 月姫がすいと手をかざすと、白くほっそりとした指先に蒼い蝶が止まる。蒼き蝶を手に緋い傘をさして振り向いた月姫の微笑は、童女のようにあどけなくもあり、また、男をひとめで魅了する雪女郎のように凄艶でもあった。満開に咲き誇る桜の下で紅い傘をさして佇む美貌の女、この世のものとも思えぬ幻想的光景である。
 そんな月姫に見とれている男を残し、月姫は逃げるようにその場を離れた。
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